住宅ローンの借り換えで借金が増えた?

借金の返済額を減らすために住宅ローンの借り換えをするはずなのに、なぜ借金が膨らんでしまうの?住宅ローン金利が安いだけでは判断できない要素があるのですが、ご存知でしょうか?

Q 借り換えで借金が増えることあるか?

A 家計全体でみると増えることがある

住宅ローン借り換えの誤算

住宅ローンを組んでいる方であれば一度ぐらいは住宅ローンの借り換えを検討したことがあると思います。借り換えの目的は簡単ですね?住宅ローンによって生じた借金返済の総額を軽減することが目的なのは言うまでもないかもしれません。そこで単純に考えると、現在借り入れしている住宅ローン金利よりも安い金利のローンへ借り換えることができるなら、借金の総額が減りますので、そのまま家計も大助かりなわけです。毎月家族で外食できたりとか、貯金ができたりとか、ささやかかもしれないけれど、ちょっとしたリッチな気分を味わえたり。また最近の傾向として金融機関の顧客獲得競争も激化しているみたいで、さまざまな特典やメリットを生かした住宅ローン商品が出ています。おおっ、金利が安い~ってビックリしちゃうことも。

そんな中、私の知り合いの何人かが、住宅ローン金利の安さだけを見て判断して借り換えをしたのですが、実はここに大きな誤算があったのです。その誤算とは住宅ローンの借り換えで借金返済総額が少なくなっているのに、支払い総額では高くなってしまったり、毎月の支払額が多くなったりしすぎて別のローンやクレジットなどを利用して生活費に当てている、また子供の教育費の支払いに大きな負担が生じているなどです。

住宅ローンの借り換える3つのポイント

住宅ローンに掛かったトータルの借金返済額や月々の返済の負担で大きな誤算を生じさせないためにも、住宅ローンの借り換えるときにチェックして欲しい3つのポイントをまとめておきますね。

なお2パーセントの固定金利で住宅ローンを組んでいる場合や優遇金利適用の固定金利、それと近く住宅ローンの一括返済をする予定の場合は3つのポイントをチェックするまでもなく、住宅ローン切り替えがメリットに繋がりにくいので現状を維持した方が宜しいかと思います。

(1) 住宅ローンで返済する借金の残高はいくらになるのか?

住宅ローンとして借金返済する残高が、あとどのくらいあるのか再確認しましょう。残っている返済額が少なすぎることで、金利差で生じる金額よりも住宅ローンの借り換え手数料やその他、時間に対するコスト(あなたが実際に借り換え手続きに要した時間を時給計算したコスト、交通費など)が高くつく場合があります。

(2) 借り換え前と借り換え後の住宅ローン金利の差は何パーセントか?

現在の住宅ローン金利と借り換えを予定している金利とを比較してください。金利の差が大きければ大きいほどメリットが高いのは理解できると思いますが、人間誰しも少しでも金利が安ければ得なのでは?と思っちゃいますよね?で私の友人などの話をまとめると、だいたい住宅ローン金利の差が1パーセント未満の場合、殆どのケースでメリットがないようです。

(3) 住宅ローンの返済期間は何年残っているのか?

こちらも私の友人などの話をまとめると、だいたい住宅ローンの借金返済期間が10年未満の場合、借り換えをするメリットがあまりないようです。先の返済残高のケースと同様に借り替えに掛かる手数料などで高くつく場合が考えられます。

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